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鉄の家

新しい鉄板工法の可能性を追求した実験住宅。

 本計画の最大の特徴は、鉄板による新しい工法の提案である。高い技術を持った職人を必要としないシステマチック、かつ、簡易な工法で、熱環境にも配慮した薄い壁を実現し、将来において一般性の高い工法を目指した。

 外観の形状は最大ボリュームを確保するために斜線制限によって決まっている。室内側は建物の構造体である溝形鋼同士の接合部分がリズミカルに連続し、空間のアクセントとなっている。ファサードはエキスパンドメタルをダブルに張り、南面採光を確保しつつ、外部からの視線を適度に遮る効果を持たせた。北側は隣地の緑を借景としている。

掲載誌:新建築住宅特集2008年1月号
            日本建築学会作品選集2009 他多数