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東山の家

左官と木と石の素材を生かした上質な空間

北側道路に面した都市住宅。最上階のリビングは北側(道路側)のハイサイドライトと南側テラスから光が差し込む明るく開かれた空間となっており、それに対して半層下がった北側のダイニングキッチンは、あえて明るさを抑えた落ち着いた空間となっている。上下階が連続する一体空間は床のレベル差と大谷石の壁により緩やかに領域分けされており、窓を抑えることで生まれた明暗がさらにその領域性を強め、光と影は左官、石、木といった素材感を引き立てる。外壁は左官仕上げとしており、様々な土を組み合わせて色味を持たせ、更に大きさの違う砂利を入れて掻き落とす事で質感を増している。左官ならではの弧の表現をデザインに生かし、奥行きを持たせた重厚なファサードデザインをつくり出している。

掲載誌:I’m home 2014年3月号
           MODERN LIVING No220 他多数