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赤塚の家

「距離感」をテーマにした平屋の都市住宅

農地転用により中高層マンションなどが建ち並ぶ周辺環境において、プライバシー確保のため、道路レベルからだけでなく、上部からの見下ろしも考慮した。計画地は都市部としてはやや広く、要望もあって都市部における平屋の建ち方を考えてみた。
家は外部から守られたものであるが、外部を完全に遮断してしまうのではなく、自然や周辺の気配をある程度感じられる適度な「距離感」が大切である。そして、内部においても、家族団欒から一人で静かに過ごす場まで、場と場の「距離感」が多様であることが望ましい。この計画では家の内部(家族)と外部(社会)との距離である「内外間距離」と、家族内の一人一人のプライバシーとコミュニケーションの微妙な距離感である「家族間距離」という二つの視点で空間をつくっている。

掲載誌:新建築住宅特集2014年3月号