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西谷の家

土間キッチンに重層する様々な居場所

横浜郊外の川沿いに建つ小住宅。川の対岸にはのどかな山の緑が広がっている。玄関から奥庭につながる土間キッチンはいわゆる通り庭となっており、靴を脱がずに川沿いの奥庭へと客人を招き入れ、お茶や食事を楽しんだり、子ども達が家の内外を走り回ったりと、内外の境界のない暮らしを営めるようになっている。ダイニング、リビングといった居場所をつくる積層された小さな床は、ある時は椅子や飾り棚、勉強机といったものとして使われ、大らかに重層された風景が展開する。

掲載誌:I’m home 2015年7月号 他多数